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初望遠(その2) [SMC Takumar]

 

smc200_01.jpg
というわけで、Super-Multi-Coated TAKUMAR F4 200mm。
自分で買った初めての望遠レンズです。



135mm以上の長玉ってどんな画が撮れるかよく知らないくせに
大きいことは良いことだろうと、200mm、チョイスしてみました。




smc200_03.jpg
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予想に反して意外にコンパクト。
開放がF4とそんなに明るくないからかな?
Sonnar 135mm F2.8より4cmぐらい長いけどスリムです。




早速、M42暫定旗艦のST605に装着してみる

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smc200_02.jpg
うわぁ・・・200mmにしては『コンパクト』って思ったけど
標準や広角をメインに使ってた人間には、やっぱり長いわ。
レンズにボディがくっついてるみたい。


 ま、フードを装着して、ピントも最短にして誇張してますが
 この長さというかバランス、ボクには未知の領域です。


鏡筒に多少スレはあるものの、前玉に目立ったキズもなく
カビは少しありましたがクリーニングしたら取れました。
残念ながらコーティングにカビ跡が残りましたが、まぁ、実用上問題ないでしょう。
レンズ内に塵の混入はあるけど、その他のレンズにカビはなし。
絞りも問題なしで、これは直にでも使えますねー。

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こうなってくると、あとはST605のほうか。
露出計は怪しいけど、シャッターは問題なさげに動いている。
しかし、モルトが全部劣化していて、そこらじゅうモルト屑だらけ....。


 いや、待てよ・・・、
 ファインダーの汚れは精神衛生上よくないけど、ピントは十分合わせられる。
 裏蓋周りはパーマセルでベタベタ塞げばいいし、
 問題はミラーボックス周りのモルトか・・・


とりあえずモルト屑をブロアーで吹き飛ばして、
光線漏れのリスク覚悟で試し撮りしてみようかな。


望遠レンズでの手持ち撮影で手ぶれを防止するには
最低、『焦点距離分の1秒』のSSが必要らしい。
感度10倍分の5.6メソッドで計算してみると・・・


 ISO400なら、晴天でF5.6=1/4000。
 ST605の最高速は1/700だから、F16=1/500か。
 ということは、5段落ちでもF4.0=1/250でOKだね。


よし、取り敢えず400でいってみよう。





smc200_05.jpg
早速、ISO400のカラーフィルムを買ってきて装填。
裏蓋周りのモルトは壊滅状態なのでパーマセルでしっかり封印して準備完了!


 実用重視、見てくれは気にしません。


週末に合いにいくからね。
待っててよー、ゴイサギ軍団。


タグ:SMC Takumar 200mm

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