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とにかく、蛇腹。 [Wester Chrome Six]

 
またもや再発です、『とにかく病』が。
今度のターゲットは蛇腹カメラ。


メジャーどころのMamiya Sixは知ってましたが
二眼レフほどではないけど、蛇腹もいろいろありますね。
どのカメラを選んでいいのか悩むなぁ....。



wester6_01.jpg
で、『とにかく』ゲットしたのがこれ。
富士山型のファインダーがいいでしょ?



wester6_02.jpg
Wester Chrome Sixっていうそうです。
西田光学製の6×6、4.5×6サイズ兼用フォールディングカメラで
フィルムゲートにセミ判用の枠をつければ4.5×6サイズも撮影できます。


1950年代前半に発売されたカメラなので既に50年以上たってるけど
以前紹介したPrimoflexとは大違い、ボク的にはかなり状態いいです。


シャッターと絞りに油が回ってたので一通りの分解清掃はしたけど
レンズもクリアー、ボディも錆などなくメッキ部分もピカピカ。
ひょっとしたら、ほとんど使ってなかったのかもしれない。



wester6_03.jpg
エッジの効いたトップカバー。
シャッターボタン横の小さい丸穴が巻き上げチェック窓です。
ここが『赤』でないとシャッターボタンが押せない仕組みになっていて
フィルムを一定量巻き上げると『白』から『赤』になります。<-- フィルム送りの確認は赤窓


赤窓を確認しながら所定の位置まで巻き上げてシャッターを切ると
『赤』から『白』になり、ロックがかかてボタンが押せなくなります。
なので、二重露光防止ですね。



wester6_04.jpg
レンズ、シャッターとも自社製のようです。
ピント合わせは目測。
距離指標がフィート表記なので計算しないといけないんだけど
息子がいっしょの時は算数の勉強ってことで彼の担当(笑)



wester6_05.jpg
赤窓ふたつとWESTER SIXの型押し。
一部貼り皮が剥がれてしまってるのがちょっと残念。



wester6_06.jpg
写真はセミ判用枠を外した状態=6×6です。
蛇腹もきれいに収まっとります。



wester6_07.jpg
このWester君、距離計がないのでトップカバーのボリュームも小さめ。
故に、折り畳むとかなりコンパクトになるのだ。
スーツの内ポケットは少々つらいけど、ジーパンの尻ポケットならこの通り。



wester6_09.jpg
折り畳んだ状態でLSカメラと並べてみると・・・
少々高さはあるけど、幅はそんなに変わらないし
レンズの出っ張りがない分コンパクトでしょ。


これで6×6フォーマットが撮れるんだから
蛇腹カメラって、おいしいんじゃないかな。




wester6_08.jpg
撮影する時はトップカバー左側のボタンを押してフロントカバーを開けます。
カバーを押し下げていくとレンズ鏡胴部が出てきて
最後に『カチッ』とロックがきいて定位置に収まります。


この『カチッ』が気持ちいいんですよ。
思わず背筋がシャキっとします。


末期には自動巻止めにセルフコッキング、連動距離計つきなんて
ハイスペックなモデルも存在したようですから <-- Mamiya Six Automatシリーズね
LSカメラと同じ使い勝手で6×6が撮れるんだろうなぁ....。
『ほしカメリスト』に追加しとこ。


タグ:Wester Six
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takko

あっ、と驚く為ゴ~ロウ! なに?
 西田光学のwester six ときたもんだ(-_-;)
私も持ってます(^^ゞ 義祖父が所有してたモノなんです。状態はとても良かったのですが…現在はオブジェになってます。 あちゃ~
by takko (2009-08-22 00:04) 

om19

>takkoさん
Wester Six、takkoさんもお持ちでしたか。
しかし、オブジェってことは飾ってるってことですか?
もったいない、道具は使ってなんぼ!でっせー。
by om19 (2009-08-22 22:04) 

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