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カメラ遍歴、のようなもの [CONTAX]

 
ここ数年はジャンクなLSカメラばかりを買ってますが
初めて自分で買ったカメラは、新品の、一眼レフでした。

しかし、時は1980年代。
電子制御を満載して、カメラがどんどん賢くなってきた時代です。
当然、ボクの買ったカメラも電子制御てんこ盛り。

今から思えば『なんでフルメカニカルにしなかったんだろう』と
ちょっと後悔なんかしたりしてます。

そんな電気カメラなものですから
20年以上も経ってくると基盤方面も今イチ怪しく
たまにシャッターが切れない時もあったりしますが <-- 電磁レリーズが今となっては仇

意外にも、落とし穴は電気的じゃない部分にあったりして
使いものにならない状態に陥っております。



では、その落とし穴はなにかと申しますと
なんと、クイックリターンミラーずれ。<-- 調べてみるとこのカメラの持病らしいです

ずれたミラーが、ミラーアップ時にレンズと干渉して
クイックリターン機構が途中で止まってしまい
シャッターが切れずに固まってしまうんですよ。

電子制御満載の『高級一眼』といわれたこのカメラが
こんな不具合で使えなくなるなんて悲しすぎ。
そんな悲しい持病持ちのカメラ、一応ご紹介しておきます。





contax_01.jpg
これです、CONTAX RTS II。
レンズが50mmと、広角25mm。
一生懸命、バイト代貯めて買いました。





そして、
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contax_02.jpg
もう1台、CONTAX RTS II。
実は、こっちはカミさんの。
レンズが標準のほかに中望遠の135mm。





しかし、
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ボディ2台とも、使いものになりません。

2台そろって、仲良く『ミラーずれ』。

2台ともですよー! 

それも、ほぼ同じ時期にだめになりました。<-- 完全に、持病です!!!

洒落になりませんよ、ヤシカさん!

この惨状、かなり、ムッとしてます。

『ミラーぐらい、ちゃんと貼付けて下さい』ってんですよ。

これはもう、レンズがもったいないの一言に尽きますね。

Zeissレンズが泣いてます。





まぁ、ボヤキはこのぐらいにして。

ここからは、前向きな話を。
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ボクなりに、この事象について考えてみました。
RTSのミラー、取付けベースの下側に何も引っ掛かりがないんですよ。
だから、ミラーを止めてる両面テープか接着剤が劣化しちゃうと
重力には逆らえず、ずり落ちてしまうみたいなんです。



『じゃー、ズレたんだから、ズレるでしょう』



これまでは、普通に、一般的な置き方というか向きで保管してました。
人間に例えるなら『立った状態』で胃下垂になったわけですよ。
 
  ↓/

ならばってことで、今は『仰向けに寝た状態』で保管してます。

   \↓

contax_03.jpg



重力により、ミラーを元の位置にずらす、デス!



あっ、笑わないで下さい。結構マジなんですから。
1年、2年、いや、5年かかるかもしれませんが
治るまで気長にこの治療法を続けていこうと思います。





最後に、余談ですが。
こんなものも2台あったりします。
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contax_04.jpg

こっちは、幸いミラー付いてないし、今のところ不具合ないみたい.....。


タグ:t2 CONTAX RTS Zeiss

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